cyokicyanのブログ

詩を書いて誰かに読んでもらいたい。
下手でも面白くなくても誰も気づかなくても
自分には心があります

君がいてもいなくとも

いばらのように君の視線に棘を

感じる

僕は触りたくても傷つくのが

怖い


風が吹いて顔に当たるように

君の声が聞こえてくる

だけど当たるだけで痛いんだ

君の言葉には毒がある


僕は逃げた逃げて逃げ続けた

僕の目は虚ろになってきた

悪夢が雨のように降ってきて

地面に当たるように痛々しい

音を立てるんだ


地面を踏んでも地面は何も

文句は言わない踏まれ打たれ

慣れているから


でも僕はそこまで強くない

だから悪夢が来てもぼくは

立ち向かえないんだ